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2023.08.08

肉体労働の側面がある介護職は体力がないと大変?体力が必要な理由とは

介護職に興味はあるけれど、体力面で不安を感じている方も多いのではないでしょうか。ここでは、肉体労働の側面がある介護職で体力が必要な理由について詳しくご紹介します。事前にできる対策法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

夜勤の介護職は体力が必須?

結論からお伝えすると、介護職として仕事に就く上で体力は必要不可欠です。介護職が体力的に大変だと言われる主な理由として、「身体介護に体力が必要なこと」「夜勤する場合は体力的にきつくなること」などが挙げられます。
入浴介助や排泄介助などの身体介護は、体力的な負担がとても大きな業務の一つ。利用者の身体を支えながら、持ち上げたり、移動させたりなどの作業が必要なため、筋力が必要です。
自分よりも高身長な方や体重の重い方の介助をする機会も多いため、身体介護をする際に大変だと感じる介護士も少なくないようです。
さらに、介護士の中には夜勤の必要な職種もあります。夜勤をすることで生活リズムが崩れてしまい、体力的にも精神的にもつらく感じてしまう方も少なくありません。夜勤は日勤よりも勤務時間が長かったり、1人で利用者の対応をしたりするケースも多いため、ストレスや疲れを感じやすいと言えるでしょう。

力がないと腰の負担が増えて腰痛の発生につながる

介護の仕事は、利用者の方を支えたり、持ち上げたりする作業を伴うため、体力や筋力がないと腰痛を起こしてしまう可能性があります。
介護職を含む保健衛生業の負傷の多くは腰痛によるものです。腰痛になってしまうと、体力的にも精神的にも辛くなってしまい、仕事を継続できなくなってしまうでしょう。

体力があると余裕が生まれて笑顔を作りやすくなる

どんな仕事でも体力は必要ですが、介護の仕事は体が資本。体力をつけたいとお考えの方におすすめなのが「筋力トレーニング」です。
介護業務をする上で必要な筋肉をつけることはもちろん、そして介護業務による腰痛を予防するために日頃から筋トレを実践していきましょう。
足腰を中心とした下半身を鍛えるスクワットは、腹筋は背筋も同時にトレーニングできるため全身運動に繋がります。
また、腹筋や背筋を中心とした体幹トレーニングとしておすすめなのがプランクです。プランクの状態を一定時間キープするのが難しい場合は、膝を継いだ状態でトライしてみてください。
特定の筋肉のみを鍛えるのではなく、全身の様々な筋肉を動かすようなトレーニングを実践していくことで、自然と体力がついていくはずです。体力がつくことで、疲れにくい身体を手に入れることができ、仕事中も笑顔で取り組めるでしょう。

今回のまとめ

介護職の業務である身体介護を行う際は、全身の筋力が必要です。筋力トレーニングを積むことで、体力に自信がない方でも自然とスタミナが付いていきます。仕事で不用意な怪我をしないためにも、日頃からの筋トレやストレッチなどを積極的に行うなどして体力づくりを実践していきましょう。